2011年03月27日
立川基地跡地の桜(再生の逸話平成12年の記録)
東日本大震災で被災された皆様に
心よりお見舞い申しあげます。
被災地の一日も早い復興をご祈念いたします。
たまりばをお借りして、東北関東大震災の被災者の方々へのお見舞いに、そして4年前、宮城県にて、娘に再び生きることの出来る身体と気持ちをいただいた御礼として・・・
私の住まいから見える桜便りをお届けします。
写真は、被災地のつい先日までの海岸線の絵葉書のように、来年には記憶と記録に残る一枚になる予定だ。
この桜たちの最後の咲き栄を、一緒にみていただければ幸いです。
<昨年の4月>

東京で、年間300万人の来園者がある国営昭和記念公園に隣接していても、ここはまさに秘密の花園・日本の里山。
あたかも40数年間、自然浄化のときを待っていたように、平成25年には都市計画により様変わりする予定。
この桜の存在に気付いたのは、ここに住まいを移してから後、数年たってから。
樹木全体が雑草に覆われた、不思議な林だった。
思えば、もしかしたら里山があるかも?と、私に教えてくれたのは、小さな動物園からぬけ出し、線路を渡った鹿の捕獲の模様を伝えた、NHKローカルニュースだ。
小動物園の鹿が数百メートルも離れたところまで、何故やって来たか?
その謎はニュースを見た年の秋だったか、翌年だったか、記憶は定かではないが、意外な出来事から想像することが出来た。
平成12年10月も終わり頃、廊下から工事用重機が作業しているのが見えた。
いつもこの季節は草刈だけだった、何が始まったのかと、市役所に問い合わせをしたが、国有地なので詳細は判らない。しいて言えば、害虫の苦情が殺到していたと、教えてくれた。
後、当時の関東財務局に問い合わせると、虫はカメムシでその餌となる葛の除去作業だと言うことだった。
農薬を使わない原始農法で葛を削除する光景は、まるでビル建設の基礎工事かと思うほど深く土を掘り返していた。
そして、その作業は、木の根を守りながらの作業にも見えた。
そこまで丁寧に根を守る植物とは・・・。
仕事柄、好奇心でいっぱいだった。
<当時の工事風景>
鹿が訪れ、カメムシが大量発生したたり、生態系が出来上がりつつあり里山になったと、確信したのは雑草駆除作業からおおよそ5年ぐらいたった後、広い敷地の林にやっと蝉の声もしだした頃。
20年ほど前、国営昭和記念公園に子供の森が完成した時、管理員のお兄さんに娘が、「こんなに森があって木がたくさんあるのにどうして蝉が鳴かないの」と質問したら、あと7、8年したら鳴くようになるよ。と理由を子供にわかるように説明してくれた。
この立川基地跡地の線路沿い4haの土壌もカメムシ騒動で掘り返されることによって生まれ変わったのだろう。
この景色どこかで観た様な・・・。
目に浮かんだのは、ふるさとに近い、奈良・吉野の山。
葛の葉っぱは、鹿や山羊の大好物。
きっと懐かしい臭に誘われてここまで来たのかと・・・。
昨年、秋の草刈は道路際だけだった。開発計画が決まったからか、それとも事業仕分けで予算が付かなかったのか?。
自然はよみがえると言う様に、昨年の秋は、夏の猛暑も手伝ってか、葛の葉がよく茂っていた。カメムシの飛来を心配したが、さほどでもなかった。その代わりこの桜の木の手前にある草むらには、無数のスズメが毎日やって来た。
おそらくこのスズメたちがカメムシを食べ尽くしたのだろう。
やっと出来上がった共存の場、立川基地跡地昭島地区は、あと2年もすれば、都市計画により大きく変わる予定だ。
2011年03月22日
計画停電による営業時間等変更のお知らせ
東北関東大震災による被災に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復興されますようお祈りいたします。
計画停電に伴う営業時間等のお知らせ
メグミ生花店は第4グループに属します。
第4グループCの停電時間が18:20~22:00で実施された日の営業は18:00に閉店とさせていただきます。
その他の時間の場合は暗い中、出来る限りの範囲以内で店頭販売、ご予約の受付のみとさせていただきます。
尚、停電中は光回線のため、電話はつながりません。
何かとご不便をおかけいたしますがご了承のほどお願い申し上げます。
一日も早く復興されますようお祈りいたします。
計画停電に伴う営業時間等のお知らせ
メグミ生花店は第4グループに属します。
第4グループCの停電時間が18:20~22:00で実施された日の営業は18:00に閉店とさせていただきます。
その他の時間の場合は暗い中、出来る限りの範囲以内で店頭販売、ご予約の受付のみとさせていただきます。
尚、停電中は光回線のため、電話はつながりません。
何かとご不便をおかけいたしますがご了承のほどお願い申し上げます。
2011年03月02日
桃の節句
ひな祭りは五節句のひとつ上巳、桃の節句。
古くは季節の節目に、身の穢れをはらい無病息災を願う大切な行事でした。
ただ、ひな祭りだからと、おまつり騒ぎをするのではなく、お子さんの健やかな成長、自分自身の健康をいのって
祝ってください。